2014年04月21日
高速バスと3人の女性運転手
04-21 00:39タオバオ代行
私には3人の女性の親友がいる。48才A、46歳B、21歳C。
Aは聡明、読書家、上品な語り口。
Bは天然、明るく、柔和。
Cは奔放、無学、何故か私を『お兄ちゃん』と呼ぶ。
この3人はルームシェアをしており、特にCの素行のことで、トラブルが絶えないので、連絡ノートを作ることを勧めた。3人は連絡ノートで互いが留守中も冷蔵庫の食料品や仏壇の下にある余剰金の使い途について、話し合うことができ、トラブルは激減していった。
ある日、Bはある男性からプロポーズを受けた。Bには好いている男性がいたが、叶わぬ恋であったので、その男性の猛烈なアプローチに屈服してしまった。3人は恋愛についてもノートで話し合い、Aは好きな男性がいるのだから結婚には反対だ、Cは好きなもの買って貰えるから結婚賛成だのと、勝手なことを言っているようだった。
やがて、Aは去り、Cも去った。この世から居なくなった可能性も、引きこもってしまった可能性もあるようだった。3人の同居生活は終わり、Bは男性と暮らし始め、退屈かつ幸せな日々が始まった。
平凡なる人の非凡なる過去はあってもなお、日常のスケッチはやはり平凡なのだった。元気にしてるだろうか。しばらく、会っていない。
Posted by taobaochen at 15:14│Comments(0)
│記事